【カスタマイズ実績】


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仕入ロット別在庫管理機能を追加した
市場的思考が強いお客様からの要望で、移動平均法などで商品を1つにまとめる在庫管理を採用せず、仕入ロット別の個別原価管理を可能にしたもの。(以降、輸入材の在庫管理、製造ロット別在庫管理などでも多用されるようになった)
仕入入力と同時に、1口ごとの固有なb発生させ、商品に貼るべき伝票を発行する。
※伝票の発行は任意。
売上入力は、製品に貼られた実際の伝票を見るか、ソフト上で検索し仕入ロットb入力する。
呼び出された明細を元に、今回売り上げる数量や単価等を入力する。(分割売り・抜き売り)
ロット内の分割売上が可能で、原価のセットも仕入ロット別に確実に行われる。
※売上後の伝票の再発行、貼り替えは任意。
貼り替えをすると、棚卸し時に伝票記載の数量をロット別にチェックするだけで済む。
在庫表には単品ごとのものと、仕入先別月別にまとめたものも作った。
仕入入力は細かくなり手間を要するが、それさえ済めば、後は確実な管理が約束される優れもの。
 
商品明細、略地図、加工図などの画像データの読み込みを可能にした
以前に加工図の読み込みは実現したが、今回さらに応用性を高め、現場マスター、見積物件テーブル、任意な売上、仕入明細について画像を搭載できるようにした。
しかも、画像は1ページだけではなく複数ページでも可能になった。
正に「木材建太郎」をファイリングシステムとして使用するものであり、ペーパーレスに大きく貢献し、検索時間削減、保管スペース削減など効果は大きいものと思われる。
※2011年にオプション化を実現。
例えば、現場マスターや見積物件には、現場略地図や図面関係を、売上仕入明細には、別紙商品明細や施工図などを搭載する。
搭載した画像は、元になる「木材建太郎」の明細データの削除をしない限り保管されるので、5〜10年間保管されることになる。
画像の確認は、元帳明細参照などの過去明細参照画面で画像ボタンを押すだけ。
画面に画像が表示され、拡大縮小や印刷にも対応する。
画像を持っている明細には、一目で解るようにチェックマークが入る。
※年間5千ページとして10年間保管で約25GBのハードディスク容量が必要。主にA4原稿として。
  (スキャナーによりA3まで対応可能)
 
加工図の読み込みから加工図入りの製造指示書や納品書を開発した
工場での仕上り寸法、加工方法等について、ラフな図面を手書きで書き、それをスキャンして明細にバンドルさせるもの。製造指示書、納品書が図入り帳票となり、文字や数字だけでは表現が難しかった商品でも分かりやすくなった。
受注入力時に、図面を添付する明細にはフラグを立て、通常の明細入力を完了後、図面記入用原稿を出力する。原稿には明細の印字がされ、その下に1つずつ図面記入枠があり、明細に対応した図面が書き込めるもの。
A4縦の原稿に、横3列、縦5列の合計15明細分が記入でき、記入後は、スキャナで読ませるだけで自動で明細にリンクされる。
読み込みは、ランダムな原稿を連続的に読ませても可能なように、OCRソフトを利用して原稿No.の自動認識を行い、部分的な図面の削除や差替えにも対応した。
今までにも、これに類する要望は多く、前身となる公算が大きいと思われる。
手書きからのスキャニングではなく、PCで作成した画像でも利用が可能。
 
受注から生産指示、生産工程管理までの構築(仕様の検討まで)
集成材の特注品を主に製造販売されているお客様で、受注データを元に工場への製造指示を行い、工場の行程ごとに設置したパネルコンピューターに表示をさせ、工程ごとの物流管理と納期管理を行うもの。
製造指示の内容には、必要な工程と、工程ごとの加工内容、予定作業時間等が詳細に書き込まれる。
現場では、自工程の完了情報をタッチパネル方式で入力をする。
パネルコンピューターでは、自工程の納期順表示なども行え、必ずロット別に流れていた作業が、ロットの意識をすることなく、急ぎのものから着々と取り掛かれることになる。
ロット別の管理は、要所の工程でバーコードラベルを貼り付け、完成品倉庫の入庫時にスキャンをする。
※この内容は、具体的な開発まではしていない。
  さまざまな調査、検討は完了しているので具現化にはそれほど時間を要しないつもり。
 
セット商品マスターを追加した(サッシ枠の組付けへの対応)
自社内で、アルミサッシの組付けを行っており、部材レベルでの在庫管理を可能にした。
製品名、部材名とも全て商品マスターに登録し、セット商品マスターで製品と使用する部材と数量を関連づけて登録する。
製品の売上に対応して使用部材の在庫引き落としが自動で行われるもの。
ガラス、枠材などロスが出る部材は、ロスを見た使用数量の登録までにとどめ、端材の個別な管理まではしない。
定版化された製品は問題ないが、受注生産する製品の場合は、セット商品マスターの登録にある程度の手間がかかる。この場合には、マスターのコピー機能が有効利用できる。
 
CADデータの取り込み
プレカット用CADシステムや、一般の汎用CADシステムから出力される使用部材のテキストファイルより、「木材建太郎」の見積データへの取り込みを行った。
CAD側の樹種、等級マスターと、「木材建太郎」側のマスターをリンクさせるテーブルを持たせ、取り込み時に商品マスターの引用をする。
更に、得意先に応じた売価の自動設定も単価設定強化オプションシステムと連携し可能にした。
商品マスターの断定ができなかった明細は、明細色で確認ができ、手動で近い商品マスターをサーチするか、新規商品登録を行う。
カスタマイズ実績は多く、何種類ものCADシステムに対応した。

※その後にオプション化をした。
 
製材指示書の発行
受注(見積)単位で、木材の手配明細を樹種別にサイズの大きいもの順に並べて印字をするもの。
カスタマイズ実績は多く、樹種、厚さ、長さ順や、長さ、品種順に並べたものもある。
出力用紙サイズも何種類かに対応し、全般に現場で見やすいように大きな文字で印刷をした。
等級、長さ、厚、巾欄では、前行と同じ場合は、〃 の記号を出したものもある。
5種類くらいの印字サンプルの提供が可能。

※以降、基本システムに標準搭載をした。
 
バーコードへの対応
製品1品(1束)ごとにバーコードラベルを貼り、売上入力や在庫管理に利用できるようにした。
バーコードの発行は、製造入力に連動して行われ、必ず製品に見合う枚数だけが作られる。
印刷済みバーコードラベルの余りは、貼り落としを意味し、チェックにもなるもの。
無線機能内蔵のバーコードリーダを使用し、出荷時には、バーコードを読み取らせるだけで伝票入力や発行が行える。
棚卸処理では、倉庫内の商品についてバーコードを読み取るだけで入力が完了する。
同じ商品が複数ある場合には、1つのバーコードを読み取らせた後、数量の入力もバーコードリーダのみで可能。
バーコードを貼ることのできない商品や、リーダーの無線が届かない等、直接読み取れない商品については、商品名と対応したバーコードブックを使用する。
取り扱う商品種が少なく、扱い量が多い場合には、非常に効果的なカスタマイズだと思われる。
当ユーザーでは、羽目板の製造が主で、束ごとにラミネートがされているためバーコードラベルが容易に貼れた。通常の製品だとこの点が問題と思われる。
 
参照専用画面やメニューの限定版
営業マン専用の必要なプログラムだけを並べた専用メニューや、データの追加、修正を不可にした参照専用画面を個別に開発した。
メニューの運用設定で、パスワードに応じた動作の限定はできるが、必要なプログラムだけのシンプルなものはカスタマイズの必要がある。
 
指定伝票の発行
納品書、請求書の指定専用伝票に対する印刷を行った。
カスタマイズ実績は多く、得意先別の専用売上画面を追加し、固有な取引先コードなどの入力を可能にした場合が多い。
複写単票伝票に対応し、水平型ドットプリンタを使用したことも有る。
最近では、複写伝票の全てのページをレーザープリンタで白紙に印刷し、実現した実績もある。
但し、得意先に許可を取る必要があり、特殊な用紙サイズの場合には、サイズが合わない場合がある。
色分けは、カラーレーザープリンタやインクジェットプリンタであれば実現できる。
印刷内容は、原票と厳密に合わせることが可能。
 
工事原価管理や工事台帳発行を追加をした
現場マスターに、施主名、請負金額、工期などの入力項目を追加し、さらに現場ごとの入荷明細に対し、材料、労務、外注、経費の原価要素コードの入力を加えた。
これで工事台帳の発行に必要なデータが揃う。
また、自社の工事部門への売上にも、売上額、原価を入力することにより、物販部、工事部別の利益が算出できるようにした。
入金入力画面に現場別残高の表示も追加した。
現場別の売掛残を管理する得意先の場合に、入金入力画面で得意先の合計残高の表示と、入力した現場の残高が個別に表示できるようにした。

※工事管理部分は、その後にオプション化した。
 
本支店間でデータのバッチ転送に対応した
本システムは、WAN対応しているが、通信コストの削減や支店での高速な入力を考え、バッチ転送に対応した。(ISDNしか通らない環境にて)
支店で入力したデータを、日付を指定して抽出し、本社へ通信する。
本社は、支店データを受け取って合算処理を行い、マスターも含めた全体データの前日分からの差分を抽出して支店へ返送する。
支店は、差分から全体データを書き直し、参照専用のデータベースに展開し、同時にマスターは、入力用データベースへも更新する。
これらの方法で、通信コストは少なく、支店では、自身が保有するデータベースに対して入力をするからレスポンスも良い。
但し、支店では、在庫情報などのリアルタイムな参照はできず、過日分の入力内容の訂正、追加も不可、各種マスターの追加も不可となる。
また、差分でのやり取りをするので、支店では、必ず毎回の更新をする必要が有る。
限定される機能や注意点は有るが、山間部にも多く存在する当業界では、今後も有るニーズと思えた。
 
製材機との連動をした
ノーマンツインソーとの接続を行い、原木投入データと生産データを「木材建太郎」に取り込んだ。
ノーマンツインソー側の制御用PCと、事務所内のPCを光232Cケーブルで接続し、投入、生産と同時に出力されるデータを事務所内のPCで蓄積し、1日分ずつを「木材建太郎」に連携した。
連携データからは、製材機別の稼働日報の出力と、仕入明細にも書き込んで在庫に反映させた。
原木の消費も原木在庫に反映させた。
ツインソー側のデータ出力は、稼働と同時に開始され、事務所内では稼働前に必ず待ち受け状態にする必要があった。
接続方法は、無線も考えたが、ノイズの心配があり200mほどを埋設管経由で有線とした。
 
グレーディングマシンとの連動をした
乾燥、挽き直しを終え、グレーディングマシンを通るデータをPCカードを介して、「木材建太郎」に取り込んだ。
グレーディングマシン側にバッファ機能が有ったため、そのバッファ単位で入庫情報として取り込み、データ連結時には、商品マスターの引用も行った。
 
2社間の売上仕入データの自動連結
親会社、子会社に当たる会社間で、親会社の売上データをそのまま子会社の仕入データに連携した。
1つのLAN上に、親子の2つのデータベースが存在し、親システム側での操作で、子会社側のデータベースに直接明細の追加がされるもの。
仕入先コードの取り決めがあり、伝票Noの.自動採番から、仕入先の設定、単価まで完全な仕入データとなった。
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