【今後の開発予定】


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セリと入札の中間的な市売システム
買方が市日当日に出席できなくても、あらかじめ椪を確認して入札でき、しかも入札書には上限落札単価を記入できるものにする。
当日に出席した買方も、入札書に上限落札単価を記入し提出する。(セリは行わない)
入札書は、提出された順にどんどんPCに入力し、全ての入力をし終えた時点で結果が瞬時に発表されるものにする。
落札は、最高額の買方に落とされるが、上限単価を指定しているだけなので、2番札の+1000円等の単価で落札されることにする。(インターネットのオークションのシステムなどと同様)
樹種、径級等により、m3、本代の入札方法と、単価のセリ上げる単位を設定しておく。
例えば、スギの13センチ上はm3単価で、単価のセリ上げ単位は500円とか。
これによって、ソフト上で、入札者の中から、m3@500円単位でセリ売りを行うようなもの。
市場(問屋)は、椪ごとに指し値の入力を可能にし、その単価より低い場合は落札の阻止も可能にする。
これにより、一発勝負の入札よりは、順に競り上がるセリ市的な要素が加味されるし、うまく行ったら安く買えるかも知れない期待で、おそらく入札数が期待できると思う。
集荷量重視で、高めの入札単価を事務的に多くの口に書き入れる買方が有ったとしても、ある程度、相場に応じた単価で買えることになると思われる。
問題は、入札書のPC入力が集中することだが、OCRやマークシート方式が採用できればと思う。
当日参加者への入札書は、窓口で自分の希望する材を伝え、それらだけの明細書を即座に発行することが可能。
余分な紙を使用しないことと、買方も希望の材の椪だけを効率よく見て回ることができる。
市場としては市の開催時刻を決める必要がなく、入札書提出の締切り時刻を決定しておけば良い。
セリ市のようなセリ子の労力も不要。
 
原木を市場へ搬送せず山で直接売買してしまうシステム
一般的に材は、山土場から市場へ、市場から製材所(買方へ)などへ搬送されるが、その搬送手間をカットするべくシステムを構築するもの。
主に並材に向くが、荷主から山土場への伐出が完了した時点で市場(問屋)が報告を受け、市場要員が出向き、寸検、本数の確認をし、写真を撮ったり、テープを巡らせたりして山土場の椪を完成させる。
市場ではその椪情報を写真入りでデータベース化し、Web上で買方に公開して電子入札を促す。
略地図等も添付し、必要により買方の下見も許可する。(林道の状況などを考慮)
入札は、Webを効果的に使用したいと考え、不落の場合は、市場に搬送し、小口の椪として通常の市売りをする。
こうなった場合は、山土場で椪を作った手間が無駄に終わることになる。
この方式で売買できた場合には、山土場から買方の元へ直接搬送をするので、荷主負担の搬送費、市場の椪列料が不要になる。(買方は、市場の積込料が不要になる)
市場は、市売手数料を安くすることも可能かも知れない。
但し、山土場で、簡単な椪を形成させる手間が必要であることと、ある程度の土場面積が必要になる。
また、山土場では長期保管が無理で、短期的に売買を行い、回転を早める必要があると思う。
 
製品も市場へ搬送せず山で売買してしまうシステム
近頃、並材であれば、立木の伐出と同時に、山林の中で製材をしてしまうマシンが登場した。
こうなれば、上記原木と同様に、製品でも山から直接売買が可能となる。
手法は原木と同じ。
 
請求明細のNET上での公開
買方が、自社で仕入をした明細をデータとして入手可能にするもの。
製材所(買方)で、原木の消費量、在庫量の把握をする場合には、必ず市場での購入内容をPCに入力する必要がある。
一般的には、明細書を見ながら手入力をするが、それを直接データとして読み込みを可能にするもの。
入力手間が無くなり、今まで諦めていた在庫管理などが可能になる。
読込側のソフトは、「木材建太郎」のような製材所所有のソフトとなるが、テキストファイルで出す限り、加工には問題は無いと思う。
ちなみに「木材建太郎」では直接連結が可能。
※厳重にパスワード管理された買方だけに許可される機能。


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